2018年から始まった『年間パスポート』。
・購入日から丸1年、月1回のご利用が可能。
・《カット》《カラー》《パーマ》から2メニューまで選択可能
・《オプショントリートメント》や《特別メニュー》のみ追加料金をいただきます。
「美容室の年パス？」
初耳の方も多いと思います。
年間の美容室にかけるお金。
札幌では、¥70,000〜が『相場』のようです。
なぜivoryが年パス制度を始めたのか。
とある学生さんからのリクエストが始まりです。
「本当は、毎月ivoryでカットもカラーもトリートメントも全部したい！…でも、毎月通うとお財布が…。笑 だから安いサロンを探して行ったりしちゃいます。ここぞの時はivoryにくるけど。年パスとかあればいいのにぃーーっ！笑笑」
っていうのがことのはじまり。
たいせつなお客様すべての方に抱く、共通の想い。
“ヘアライフにおいて、責任を持たせていただきたい“
この想いは今後も変わりません。
そんなわけで、22歳以下限定ではありますが、
年間パスポートを始めました。
年間最大12回のご利用が可能で、¥54,000です。
はい、赤字覚悟です。
それでも、
「やっと毎月ivoryで髪の毛やれる！」って、喜んでくれることの方がよっぽど価値のあることだと思う。そして、頼りにされているのに力になれないことの方がよっぽど悔しい。ので、はじめてよかったなと思います。
「本当は行きたいのに行けないサロン」があってはならない。
「いつでも人のしあわせ」を考えていたい、うちのサロンらしい取り組みだな、と我ながら思ってしまいました。
「ここぞの時に頼りにされるサロン」という評価をいただけたことは、素直に喜ばしいことです。
プチプラじゃ手に入れることのできない価値を、ivoryで感じていただけている。こんな嬉しいことない。
ivoryは、大通界隈のサロンの中だと、料金が少し高く感じてしまうかもしれません。
うちよりもお得にご利用できるサロンもたくさんあります。
それでも「ここぞの時に頼りにしたい」そう思っていただけるのはなぜなのか？
たぶん、「ガチ」の本気だからです。
スタッフが妥協しないからです。
お客様に求められているという意識により、背筋を伸ばさなくてはならないという想いが芽生えて来ます。
言葉遣い、身なりや容姿、指先の神経の尖らせ方、ミリ・ミクロまでこだわる技術意識、空間サービス、プロダクツ、アフターフォロー…
もうあげればキリがないです、無限です。
それなりの使命も課せられてくる。
人をしあわせにすることは、そんなに簡単じゃない。
そんな意識で美容師やってると、お客様にも信頼していただけるんです。それがうれしい。
信頼って、作り上げるのはとっても時間がかかります。崩れるときは一瞬です。気づかないうちに崩れることもあります。
ほんの些細なことで、さっきまで信頼してた美容師さんが、嫌いになったりすることもある。
なんかノリが軽いとか。
雑に扱われたとか。
LINEで予約取れます！事前カウンセリングできます！みたいな入り口だったのに、結果、LINEでしつこく飲みなどに誘われる。とか。
けっこう耳にしますよ？心当たりありませせんか？
「髪をお願いしたい人」であって「一緒に飲みに行きたい人」ではないし、冗談でも笑えないでしょ。
信頼される美容師像って、どんな人でしょう。
今一度、戒めていきたいものです。
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